Q1:10代で17kHzのモスキート音が聞こえない場合、将来難聴になりますか?
A1:モスキート音が聞こえないこと自体が、直ちに将来の重度難聴を決定づけるわけではありません。しかし、イヤホンによる大音量リスニングなどで有毛細胞が局所的に傷ついている兆候である可能性はあります。日常会話に必要な周波数は4,000Hz以下のため生活に影響はありませんが、これ以上耳を酷使しないよう音量制限や耳の休息を意識することが大切です。
Q2:モスキート音を聞き続けると、耳や身体にどんな悪影響がありますか?
A2:大きな音圧の高周波音に長時間晒されると、有毛細胞が過剰な刺激を受けて急性音響外傷や一過性閾値上昇(一時的な聴力低下)を引き起こす危険があります。また、自律神経が刺激されることで、頭痛、耳鳴り、肩こり、吐き気、集中力の著しい低下といった身体症状が現れることがあります。
Q3:一度聞こえなくなったモスキート音を、耳のトレーニングで再び聞こえるようにできますか?
A3:有毛細胞が死滅・脱落して聞こえなくなった場合、現在の医療技術では細胞を再生させて可聴域を復活させることはできません。ただし、耳垢詰まりや耳管の炎症、一時的な疲労が原因であれば、治療や休養によって元の聞こえ方に戻るケースはあります。「耳を鍛えて高音を聞き取る」という訓練法は医学的根拠がないため、無理に高音を聞き続けようとすることは避けてください。