YouTubeやTikTokといった動画プラットフォームでは、店舗で録音された「No.15」の音源や、それを再現したDTM音源を使用した投稿が急増している。プラットフォームの自動識別システムや手動の権利主張によって、ある日突然動画の収益化がオフになったり、動画自体が削除されたりする事例も珍しくない。
楽曲の権利管理については、日本音楽著作権協会(JASRAC)などの著作権管理団体のデータベース状況や、権利者個別の管理方針によって手続きのルートが変わる。JASRACがインタラクティブ配信の権利を管理している楽曲であれば、包括契約を結んでいるプラットフォーム上での個人の演奏・カバー投稿は認められる場合がある。ただし、原盤(機器から直接録音した音源)をそのまま使用する「原盤権」の侵害や、企業の営利目的による商用利用については、別途個別での許諾申請が必要不可欠だ。