フェルメール『牛乳を注ぐ女』の真実!消された下絵とモデルの正体

フェルメール『牛乳を注ぐ女』の真実!消された下絵とモデルの正体

フェルメール『牛乳を注ぐ女』の真実!消された下絵とモデルの正体の特集記事を解説します。役立つ情報がチェックできます。

現在でこそ人類の宝として称賛される『牛乳を注ぐ女』ですが、その値段と評価は歴史の波に揺られてきました。フェルメールの没後、1696年にアムステルダムで行われたディシウス・オークションにおいて、本作は「175ギルダー」という当時としては高値で落札されています。

その後、名門シックス家のコレクションなどを経て、20世紀初頭に海外への流出危機が持ち上がります。1908年、オランダ政府とレンブラント協会は、国家の威信をかけて本作を含むコレクションを75万ギルダーという巨額の国費を投じて買い取り、アムステルダム国立美術館に収蔵しました。

当時の議会では「一介の風俗画に莫大な税金を使うべきか」と激しい論争が巻き起こりましたが、現在の国際的価値から見れば極めて英断であったと評価されています。仮に現代のアート市場に出品された場合、その価値は数十億から数百億円規模、あるいは「プライスレス(測定不能)」と鑑定されるのは間違いありません。

佐藤 大輔
Author

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。