大規模な心理統計学のデータ分析が示す最新の傾向によれば、相性の良し悪しは単なる「似たもの同士」か否かでは決まらない。相互に認知機能を補い合える関係性こそが、長期的で健全なパートナーシップを形成する鍵となる。
最も相性が良いとされるのは、論理的思考力と緻密な計画性を備えたタイプだ。例えば、内向的思考(Ti)や外向的判断(Te)を主機能に持つ内向的な理論家タイプは、散らかりがちな発想を具体的な行動計画へと整理してくれる最高の補佐役となる。お互いに持っていない視点を提供し合えるため、深い信頼関係を築きやすい。
一方で、変化を嫌い、従来のルールや厳密なマニュアルの順守を強く求めるタイプとは、激しい価値観の衝突が起こりやすい。スケジュールへの厳密さを求められる場面では、自由な発想が殺されたと感じて強いストレスを抱えることになる。衝突を避けるためには、お互いの価値判断の軸がどこにあるのかをあらかじめ言語化し、役割分担を明確に切り分ける姿勢が不可欠だ。