相方の吉村崇がテレビ番組を何本も回すMCへと駆け上がる一方で、コンビでの共演機会が減ったことから、ネット上では定期的に平成ノブシコブシ解散の噂が浮上します。しかし、結論から言えば、解散の可能性は現時点でゼロと言えます。
2人の関係性の変遷は、昭和・平成の「寝食を共にする浪花節コンビ」から、令和の「超合理的な個の集合体」への進化そのものです。若手時代や『ピカルの定理』全盛期、2人の間には強烈な嫉妬やプレッシャー、口も利かないほどの不仲期間が存在しました。しかし40代を超え、お互いの特性と限界を完全に理解した現在、吉村崇と徳井健太のコンビ仲は極めて良好で、風通しの良い状態を保っています。
吉村は徳井の執筆や考察活動を誰よりも高く評価しており、テレビ番組で徳井の話題が出た際には「あいつの観察眼は化け物。俺には絶対に真似できない」と公言して憚りません。一方の徳井も、吉村の規格外の求心力とタフネスを心底リスペクトしています。「普段は一切連絡を取らないが、年に数回コンビで舞台に立てば、阿吽の呼吸でネタができる」。ベテラン芸人ならではの距離感こそが、平成ノブシコブシという屋号を守り続ける防壁となっています。