埼玉県内の私立高校受験を語る上で避けて通れないのが、秋から冬にかけて開催される「個別相談会」を通じた合格目安(いわゆる確約基準)の取得です。秋草学園高等学校の個別相談会においても、中学校での学習状況と外部模試の結果が重要な判断材料となります。
基準の柱となるのが、中学3年次に受験する北辰テストの偏差値です。一般的には7月以降(第3回〜第7回)の模試において「上位2回分の平均偏差値」が参照されます。コースごとに設定された目安ラインをクリアしている場合、個別相談の場で入試本番における事実上の優遇措置(合格の目安)が提示される仕組みです。
もう一つの指標が中学校の通知表に記載される調査書の内申点(3教科・5教科・9教科の評定合計)です。模試の偏差値がわずかに届かない場合でも、内申点が基準に達していれば個別相談で前向きな判断を得られるケースがあります。また、各種検定(英検・漢検・数検3級以上や準2級)の取得、生徒会役員、部活動の県大会出場実績、3年間無遅刻無欠席といった実績は内申点への加点対象として柔軟に評価されます。
出願区分における単願(第1志望)と併願(公立や他私立との併願)では、求められる基準に偏差値で2〜3ポイント前後の差が設けられています。第一志望として同校を熱望する単願受験生には門戸が広く開かれており、早い段階で個別相談会に参加して必要基準を確認することが合格への最短ルートとなります。