マシンガンズがブレイクの兆しを見せた後、仕事が激減して経済的な危機に直面したのが2012年頃のことでした。当時36歳だった滝沢秀一さんは、妻の妊娠をきっかけに本格的なアルバイトを探し始めます。しかし、年齢制限やシフトの都合がネックとなり、何社も不採用が続く過酷な現実に直面しました。
そんな八方ふさがりの状況で、芸人仲間の紹介によってようやく採用されたのがゴミ収集会社でした。「家族を養うために選んだ背水の陣」だった清掃員の仕事ですが、朝早くから体力を使う過酷な現場で働き続けるうちに、街や人々が排出するゴミのあり方に強い関心を抱くようになります。
当初は生活費を稼ぐための方策に過ぎなかった肉体労働が、やがて彼の観察眼と芸人ならではの言語化能力によって、社会に必要とされる強力な発信コンテンツへと進化していきました。