笠井氏を襲った「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」は、悪性リンパ腫のなかでも進行が早く、迅速かつ適切な初期治療が生存率を大きく左右する病気です。診断を受けた直後から、彼は即座に入院し、強力な抗がん剤治療のスケジュールに突入しました。
抗がん剤投与に伴う激しい倦怠感、激痛、抜け毛、そして精神的な孤立感。テレビで見せていたハツラツとした笑顔の裏で、彼はまさに命がけの闘いを繰り広げていました。しかし、最新の薬物療法と的確な副作用コントロールにより、段階的にがん細胞を死滅させていくプロセスが着実に進められていったのです。