ハリー杉山を語る上で欠かせないのが、英国屈指の名門家系に連なる血筋です。戸籍上の本名は杉山ヘンリー・アドリアン・フォリオット・スコット=ストークス(Henry Adrian Folliott Scott-Stokes)。英国人の父親と日本人の母親を持つハーフとして、1985年に東京都で誕生しました。
父方の家系を遡ると、第4代ポートランド公爵ウィリアム・キャヴェンディッシュ=スコット=ベンティンクを5世祖に持ち、プランタジネット朝のイングランド王エドワード1世の血を引く正真正銘の貴族家系であることが明らかになっています。チェルシー伯爵家をはじめとする歴史的名家との血縁関係は、バラエティ番組の企画や英国王室関連の特集でも幾度となく検証され、専門家を驚嘆させました。
父親であるヘンリー・スコット・ストークス氏は、英紙『フィナンシャル・タイムズ』や『ザ・タイムズ』、米紙『ニューヨーク・タイムズ』の東京支局長を歴任した伝説的な国際ジャーナリストでした。作家・三島由紀夫と生前深い親交を結び、評伝『三島由紀夫 死と真実』を著した世界的論客としても知られています。
学歴も極めて傑出しています。英国最古のパブリックスクールの一つで、政財界のトップリーダーを輩出してきたウィンチェスター・カレッジ(1382年創立)を卒業後、名門ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)へ進学。中国語学を専攻し、北京師範大学への留学経験も有しています。英語・日本語の完全バイリンガルにとどまらず、北京語と日常会話レベルのフランス語を操るマルチリンガルとしての語学力は、芸能界でも唯一無二の武器となっています。