彼らの凶名が歴史に深く刻まれた決定的な大事件が、二代目火影・千手扉間との因縁である。当時、木ノ葉隠れの里と雲隠れの里は長年の抗争を経て、歴史的な講和条約を結ぶ式典を執り行おうとしていた。
だが、武闘派である金閣・銀閣は平和外交を良しとせず、突如としてクーデターを決行。式典の場を襲撃し、二代目雷影を重傷に負わせ、千手扉間をも絶体絶命の危機に追い詰めた。この「金角部隊」と呼ばれる精鋭クーデター勢力の執拗な追撃により、扉間は若い忍たち(後の三代目火影・猿飛ヒルゼンや志村ダンゾウら)を逃がすため、自ら囮となって死地に留まる決断を下した。
緻密で冷酷な戦術家として知られる千手扉間を死に追いやるほどの実力と軍勢——これこそが、金閣・銀閣兄弟が単なる乱暴者ではなく、歴史を揺るがす絶対的な脅威であった証左と言える。