国の「食育推進基本計画」においても、穀物を中心としたバランスの良い食生活の重要性が改めて見直されている。長年にわたり日本の「和食・食育」の普及を牽引し、食文化の継承に生涯を捧げた故・服部幸應氏は生前、「白米の美味しさを尊重しながら玄米の栄養を取り入れる知恵こそが、長続きする食育の原点である」と繰り返し語っていた。
農林水産省が推奨する日本型食生活のガイドラインでも、主食に未精製の穀物を上手に組み込むアプローチが推奨されている。完璧を目指して途中で挫折するよりも、日々の食卓で無理なく穀物の栄養を摂り入れるブレンド習慣こそが、真の健康長寿を支える基盤となる。