日本屈指の文化集積エリアである上野では、美術館・博物館の鑑賞を目的に訪れる方が大半を占めます。当日の鑑賞で最も留意すべきは、各館のチケット購入方式と入場待ち時間です。
東京国立博物館の特別展当日券に関しては、平成館での大規模展示を含め、公式サイト上の事前日時指定予約が基本路線として敷かれています。しかし、正門チケット売場では当日入場枠のチケット販売が継続して行われており、開館直後(9時30分)や午後遅めの時間帯(15時以降)であれば、長い列に並ぶことなくスムーズに購入できるケースが目立ちます。国宝が並ぶ本館の総合文化展(常設展)であれば、予約不要で当日券を購入してそのまま入館可能です。
ル・コルビュジエ設計の本館が世界文化遺産に登録されている国立西洋美術館で現在開催中の企画展では、西洋美術の名作や国際的な巡回展が展開されています。企画展チケット窓口は午前11時前後に列が伸びやすい傾向にありますが、前売りやオンラインチケットを事前にスマートフォンで購入しておけば、専用レーンから待ち時間実質ゼロで入場可能です。
一方、親子連れに圧倒的人気を誇る国立科学博物館のチケット状況や混雑は、土日祝日を中心に事前予約枠が早期に埋まりやすい特徴があります。当日窓口でも発券されていますが、特に地球館の体験展示エリアは午後になると大幅な入場制限がかかるため、午前中の早いスロットを確保して入場するのが確実な攻略法です。
さらに、東京都美術館における今日の展示では、国内外の著名美術館とのタイアップ特別展から実力派作家の公募展まで複数の企画が同時進行しています。エントランスロビーや中央棟の無料休憩スペースは開放感があり、美術鑑賞の合間にゆったりとスケジュールを組み立て直す拠点としても最適です。