大手掲示板やSNS上のコミュニティにおける利用実態を調査すると、このミームに対するネットユーザーの受け止め方は、一般的な「釣り」に対する嫌悪感とは大きく乖離していることが分かります。
ネット上の投稿やアンケート調査に見られるリアルな反響を抽出すると、以下のような声が支配的です。
「流出画像かと思って必死にタップしたらマルフォイが出てきて、悔しいのに声を出して笑ってしまった」
「騙されたのに全く腹が立たない稀有なミーム。むしろマルフォイの顔を見た瞬間に『あ、いつものやつね』と安心すら覚える」
「あにまん掲示板で『こんなものに釣られるとは…勇気に免じて10点加点』とレスが付いたときの謎の一体感が好き」
Webメディアの編集現場やSNSマーケティングの現場目線から分析しても、このフレーズは「騙された側のプライドを傷つけない免罪符」として機能しています。通常、ネットで虚偽の情報に引っかかる行為は恥や怒りを生みますが、「ポッター」という身代わりの記号が介在することで、ユーザーは「自分が騙された愚か者」ではなく「マルフォイの小細工に巻き込まれたハリーの追体験者」というロールプレイに逃げ込むことができます。これこそが、炎上やトラブルを回避しながら長期にわたり愛され続ける決定的な理由です。