シャーザーが「生きる伝説」と呼ばれる最大の理由は、積み上げた圧倒的な通算スタッツにあります。通算210勝以上、通算3,300奪三振以上という数字は、現役投手の中でジャスティン・バーランダーらと並び最高峰の金字塔です。
アメリカン・リーグ(2013年タイガース)とナショナル・リーグ(2016年・2017年ナショナルズ)の両リーグでサイ・ヤング賞を受賞した投手は、MLBの長い歴史でもゲイロード・ペリー、ペドロ・マルチネス、ランディ・ジョンソン、ロジャー・クレメンス、ロイ・ハラデイ、ブレイク・スネルら数えるほどしか存在しません。
さらに2015年にはシーズン2度のノーヒットノーランを達成し、2016年にはMLB史上最多タイ記録となる「1試合20奪三振」を記録。打者を三振に打ち取るたびにマウンド周囲を獣のように歩き回る鬼気迫るルーティンは、敵地ファンすらも畏怖させる圧巻のショータイムでした。