ミルキの真骨頂は、武力による直接制圧ではなく、世界レベルの電子戦を制する天才ハッカーとしての手腕にあります。
ククルーマウンテンの自室には壁一面に超ハイスペックな自作PC群が並び、情報収集能力はハンター協会や警察組織のデータベースをも凌駕します。キルアが持ち帰ったハンターライセンスカードの解析や、念能力で作られた幻のゲーム「グリードアイランド」のROM解析を瞬時に試みるなど、電子機器と未知のテクノロジーに対する知的好奇心と技術力は常軌を逸しています。
ヨークシンの競売では、G.Iの実機を落札するために祖父ゼノに対し「1500億ジェニーを貸してほしい」と臆面もなく交渉する場面が描かれました。常人には想像もつかない天文学的な金額ですが、自身の頭脳と技術で返済可能と踏んでいたからこその発言であり、裏社会の闇ルートや情報ブローカーとして莫大な資金を生み出せる自信の表れでもあります。
また、拷問具への異常な愛着と開発力も見逃せません。キルアがお仕置きを受ける際に用いられたポータブル電気椅子をはじめ、対象の肉体を効率的に破壊・衰弱させるアイテムの自作を得意としており、暗殺一家の裏方・技術開発部門の最高責任者としての地位を確立しています。