都市部だけのブームにとどまらない。地方都市や観光地においても、その土地の「朝の顔」となる名店が続々と生まれている。採れたての無農薬野菜、地元の契約農家から届く新鮮な卵、澄んだ湧き水で炊き上げた土鍋ご飯。生産者の顔が見えるローカル食材を主役に据えたモーニングは、旅の目的そのものになりつつある。
「その土地でしか味わえない朝」を求めて、週末に日帰りや一泊で足を延ばす旅行者が激増した。地域資源を活かした朝食店は、単なる飲食店を超えて、過疎化が進む地域の魅力を再発見させるハブとしての機能を強力に発揮している。