戦慄迷宮の舞台設定となっているのは、かつて惨劇が起きたとされる廃病院「慈急総合病院」だ。建物全体に漂う消毒液の臭い、廃墟特有の湿った空気感、そして闇に響く不穏な足音。五感すべてを狂わせる環境演出は、他を寄せ付けない圧倒的な完成度を誇る。
歩行距離が900メートルを超え、所要時間が約1時間に及ぶ圧倒的なスケール感は、かつて世界一長いお化け屋敷としてギネス世界記録にも認定された。単に脅かすだけのアトラクションではなく、参加者自身が暗闇を歩き続けるウォークスルー型お化け屋敷という形式が、逃げ場のない心理的圧迫感を爆発的に跳ね上げている。