薬によるケアと並行して絶対に必要なのが、筆記圧を分散させる持ち方の矯正だ。痛みを訴える人の8割以上が、無意識のうちにペン軸を強く握り締めすぎている。
理想的なグリップ姿勢は、親指、人差し指、中指の3本で軽やかな三角形を作り、ペン軸の傾きを紙面に対して50度前後に保つスタイルである。最近ではYouTube上で書道家や理学療法士が解説する「脱力ペン持ち動画」が数百万回再生されるなど大ヒットしており、無駄な力を抜くフォーム磨きは、現代の予防医学においても手先の健康を保つ重要な要素として注目されている。