「ゆるい会社」で若手が次々離職?静かな危機と自走力を高める処方箋

「ゆるい会社」で若手が次々離職?静かな危機と自走力を高める処方箋

「ゆるい会社」で若手が次々離職?静かな危機と自走力を高める処方箋とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

特に危機感が強いのが、技術革新のスピードが速いIT・通信業界だ。生成AIをはじめとするテクノロジーの激変期において、指示待ちの「ゆるい」運用を続けていれば、組織も個人も瞬く間に陳腐化する。そのため、同業界では過保護な育成から、若手に早い段階で権限を与えて自走を促す組織設計への転換が急ピッチで進んでいる。

また、転職市場の最前線に立つ人材サービス業界のデータでも、企業選びの軸が「残業の少なさ」から「任される打席の多さ」へとシフトしている動きが裏付けられている。米国のエンターテインメント大手Netflixが実践する「自由と責任(Freedom and Responsibility)」のカルチャーのように、過度な管理や甘やかしを排し、高いパフォーマンスと自主性を求めるスタイルをベンチマークにする企業が増え始めた。

山本 拓海
Author

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。