この数字のフィーバーは、都市部だけでなく地方の過疎地域にも思わぬ恩恵をもたらしている。名前に「二」がつく自治体や、市制施行から22年目を迎える地方都市などが、合同で「トリプルツー観光キャンペーン」を展開。普段は静かな山あいの町に、全国から大勢の観光客が押し寄せる事態となった。
ある過疎の町では、数字の2が3つ並んだ特製のご朱印や乗車券を用意したところ、発売日に早朝から数百人の行列ができたという。「予算をかけずにアイデアひとつで観光客を呼び込めたのは奇跡のようだ」と町役場の担当者は嬉しさを隠さない。地域資源の乏しい小規模自治体にとって、こうした数字の持つ集客力は新たな地域活性化の切り札となりつつある。