彼の才能が広く知れ渡るきっかけとなった作品の一つが、ドラマ『学校の怪談』シリーズだ。学園の怪異や青春の揺らぎを描いた同作において、彼は怪しげでありながらもどこか惹きつけられる人物像を見事に演じ切った。単なる「顔立ちが良い若手俳優」にとどまらず、役の心情を繊細に捉える嗅覚を有していた。
さらに、日本テレビ系列で放映された数々のサスペンスドラマへの客演も見逃せない。緊迫感漂うシチュエーションにおいて、不敵な笑みを浮かべる謎めいた青年や、複雑な宿命を背負ったキーパーソンを好演。サスペンス特有の暗調なライティングの中でも埋没しない彼のシャープな顔立ちと声質は、作品全体に深い奥行きを与えていた。