学術的な裏付けも強固だ。認知言語学の分野では、言葉を頭の中で日本語に翻訳してから発話するプロセスの非効率性が指摘されている。無理に文法を組み立てようとすると、脳の処理容量が瞬時にオーバーヒートしてしまうのだ。
NHKの語学番組などで長年英会話の指導を行ってきたスティーブ・ソレイシィ氏も、シンプルで汎用性の高い表現を使い回す重要性を一貫して説く。難しい語彙を覚えるのではなく、すでに知っている簡単な言葉を組み替えて意思を伝える。脳に負荷をかけないこのスタイルこそ、まさに現代に必要な効率的英語学習法と言えるだろう。