「庭に悪魔の指が生えてきた」
そんなキャプションとともに投稿された写真が、瞬く間に数万リツイートされる現象が起きている。スマートフォンのカメラ性能が向上した現代において、キツネ ノ タイマツの鮮烈な赤と、不気味な黒い粘液のコントラストは、強烈なインパクトを放つ「デジタル・オブジェ」として消費されている。
しかし、面白半分で近づいた人々を待ち受けるのは、画面越しには伝わらないリアルな臭気の洗礼だ。「写真を撮ろうと顔を近づけた瞬間、あまりの臭さに吐き気がした」という体験談も少なくない。視覚的な面白さと、生理的な嫌悪感。この二面性こそが、現代のネットカルチャーにおいて彼らが急速にバズワード化した要因だろう。