スクリーンの前で放つ圧倒的な存在感は、現在の日本映画界にとっても不可欠な財産である。
宮沢りえは映画『湯を沸かすほどの熱い愛』において、余命宣告を受けながらも家族に深い愛を注ぎ続ける母親役を熱演し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞した。一方、かつてV6のメンバーとして一世を風靡した森田剛は、映画『ヒメアノ〜ル』で狂気と哀愁を秘めた連続殺人鬼という難役を泥臭く演じ切り、役者としての評価を決定づけた。二人ともに「生と死」「人間の業」を抉り出す重厚な演技で高い評価を得ており、トップランナーとして君臨し続けている。