拝観を終えた後は、すぐに幹線道路へ出ずに周辺の細い路地へ足を踏み入れてみたい。かつて平家の武士や町衆が行き交った道幅が今なお残り、古民家を改装したモダンな日本茶スタンドや手仕事の工房が点在している。
清水寺や祇園といったメジャーな観光スポットの賑わいからほんの数分歩くだけで、嘘のように静かな時間が流れるのが六波羅の魅力だ。石畳に響く自分の足音を聞きながら、かつてこの地で救いを求めて声を張り上げた空也上人の足跡に思いを馳せる。京都という街の真の深みは、こうした歴史のレイヤーが重なる場所でこそ味わえるのだ。 (出典: 六 波羅蜜 寺(Yahoo!ニュース))
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