今年に入り順次お披露目されたリニューアルフロアの目玉は、単なるブランド商品の陳列にとどまらない「サロン型」の空間づくりだ。世界最高峰のハイジュエリーやウオッチサロンでは、顧客ひとりひとりのライフスタイルに寄り添うプライベートコンシェルジュが常駐。じっくりと時間をかけて逸品を選べるプライベートサロンが拡充された。
「若い世代の高級志向が、かつてないほど本物志向へと変化している」と、フロアの担当者は明かす。限定品や特注品を求める富裕層はもちろん、人生の節目に上質なアイテムを手に入れたいと願う20代~30代の姿も目立つ。デジタル画面越しでは決して味わえない、革の質感や宝石の輝きを五感で確かめる贅沢。それこそが、実店舗へ足を運ぶ最大の価値となっている。