歴史を遡れば、その起源はバイカーのためのレザーウェア制作にあった。単なる装飾ではなく、ライディング時の耐久性と実用性を追求した結果、ジッパーの引き手やボタンに用いたシルバーパーツが独自の輝きを放ち始めたのだ。
ロックミュージシャンやセレブリティたちがその重厚感と毒のある美しさに真っ先に気づき、口コミだけで世界中へと波及していった。ゴシック調のモチーフに宿る反骨精神は、どんなに規模が拡大しようとも決して薄まることがない。そのアイデンティティのブレのなさこそが、熱狂的なファン層を繋ぎ止める最大の理由と言える。