宮本佳長氏の半生を語る上で欠かせないのが、元首相である父・小泉純一郎氏との関係性だ。離婚当時、佳長氏は母のお腹の中にいたため、生後長らく父や兄たちと離れて暮らすことを余儀なくされた。母・宮本佳代子氏は女手一つで彼を育て上げ、厳しい現実と向き合いながらも愛情を注ぎ続けた。
長年にわたり断絶状態にあった父子関係だったが、月日の経過とともに雪解けの時が訪れた。小泉純一郎氏が政界を引退した後、家族としての再会が実現。生き別れのようだった父と息子が言葉を交わし、長年のわだかまりを乗り越えたエピソードは、多くのメディアでも取り上げられた。過酷な運命に翻弄されながらも育まれた家族の絆は、非常に深い。