専門的な医療・健康解説を提供する日本形成外科学会の知見によれば、医学的にワキガは「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼ばれる明確な診断名が存在する状態だ。単にニオイが気になるという主観的な問題にとどまらず、医師がガーゼテストや問診を通じて客観的に判定を行う。
クリニックを受診した際、形成外科専門医は患者の耳垢の性状、腋の汗の分泌量、衣類の着色状況などを総合的に評価する。体臭に悩む人の多くは「自分は重度なのではないか」と過剰に思い詰めてしまう傾向があるが、実際の医療現場では、軽度から中等度のケースが多く、適切なケアや処置で十分にコントロール可能であると判定されることが一般的だ。