リールを使わないシンプルな「延べ竿(のべざお)」では、竿の先端についている赤や黄色の紐(リリアン)に直接道糸を結びつけます。ここで必須となるのがチチワ結び(輪っかを作る結び方)です。一度覚えてしまえば数秒で着脱できるようになります。
まず、竿先のリリアンの先端に「八の字結び」などでコブを1つ作っておきます。このコブがストッパーとなり、糸のすっぽ抜けを物理的に防ぎます。購入時にすでにコブがある場合はそのまま使えます。
次に、道糸側の先端にチチワ(輪)を作ります。手順は以下の通りです。
1. 糸の先端を折り返して二重にし、10cmほどのループを作ります。
2. ループ全体で輪を作り、先端側を輪の中に2回くぐらせてゆっくり引き締めます(8の字チチワ結び)。
3. 完成したチチワの輪の中に、道糸の本線をつまんで引き出し、「投げ縄のような輪(スリップノット)」を作ります。
4. その輪をリリアンのコブより根元側に通し、道糸を引っ張って締め込みます。
この方法なら、魚が引っ張れば引っ張るほど結び目が締まるため、絶対に抜けません。釣りを終えて外すときは、チチワの先端に残した余り糸を引っ張るだけで簡単に緩めることができます。