チョロの悲劇的な死という最大の試練を乗り越え、物語は第12話の最終回「明日への旅立ち」へ向かいます。仲間の死を前に、6人は自らの生き方を根本から見つめ直すことになります。
不正に手を染めていた健吾の父が失脚し、健吾自身も代議士秘書を辞職。政治のしがらみから解放された健吾は、貴子に対して改めて想いを告げ、プロポーズします。しかし貴子は、傷ついた健吾を支えたいと願いつつも、誰かに寄りかかるのではなく、自分自身の足で教師として生徒と向き合い生きていく道を決断し、健吾のプロポーズを断ります。
一方、純は海外へ旅立つことを決意し、則子はシングルマザーとして子供を産み育てる覚悟を決め、純平は劇団の活動に全力を注ぎ、友子もまた自立した大人の女性として歩み始めます。
ラストシーンでは、大学のボート練習場に集まった6人が、チョロの遺影とともにオールを握り、思い出のボートを漕ぎ出します。流れる涙を拭い、それぞれの未来へ向かって歩き出す彼らの姿は、青春の終わりと大人の人生の始まりを象徴する、切なくも力強い名シーンとなりました。