近年、ストリーミングサービスの普及に伴い、音楽の聴かれ方は大きく変化した。Spotifyなどのプラットフォームでは、山口百恵の名曲群が世界中で再生されており、アジア圏を中心に海外の若者の間でも昭和歌謡ブームが拡大している。母の名曲がデジタル上で新たな息吹を得る中、息子の祐太朗が歌い継ぐパフォーマンスもデジタル配信を通じて世界へ届いている。
NHKの特集番組やリクエスト番組においても、母の貴重なアーカイブ映像と息子の現代的なアプローチが時空を超えて共演する場面が見られる。往年のファンにとっては懐かしさと新鮮さが同居し、若い世代にとっては良質なJ-POPの原点として再発見される。この世代を超えた音楽の循環は、母と子が築いた稀有な文化の継承と言えるだろう。