「せっかく早起きして新幹線や車でパークへ駆けつけたのに、エントランスの改札で弾かれて中に入れない」――SNSや知恵袋には、このような悲痛な叫びが定期的に投稿されます。ゲート前でのトラブル取材を進めると、来場者が除外日を見落とす背景には、いくつかの構造的な心理トラップがあることが浮き彫りになります。
第一のトラップは、「月曜日や金曜日なら平日だから大丈夫だろう」という思い込みです。春休みや秋の行楽シーズン、あるいは学校の振替休日になりやすい月曜日は、平日の顔をしていても除外日に指定されているケースが珍しくありません。現場のチケットブース付近では、「平日だと思って会社を有給休暇にして来たのに」と顔面蒼白で立ち尽くす会社員の姿が目撃されています。
第二のトラップは、グループ来場時の情報共有不足です。年間パスを持つ友人や恋人が、1デイ・スタジオ・パスを購入した同行者と一緒にパークへ向かい、ゲートで自分だけがエラーになるという悲劇です。同行者に気を遣わせまいと無理に笑顔を作りつつ、急遽当日券を買いに長蛇の列へ並び直すことになり、午前中の貴重な時間とパーク体験を台無しにしてしまうケースが後を絶ちません。
また、年パス除外日同伴者割引特典への過信も原因の一つです。年パス保持者には、同伴者のスタジオ・パスが割引になる特典が用意されていますが、この優待は「除外日ではない日にパス所持者が同行すること」が基本的な利用条件となっています。除外日当日に現地へ行っても、そもそも自分の年パスが効力を持たないため、同伴者割引も適用されず正規の当日最高価格で購入せざるを得ない事態に陥ります。