アジアが生んだ歴史遺産を世界規模のポップカルチャーへと昇華させた功績として、日本のエンターテインメントが果たした役割は計り知れない。なかでもコーエーテクモゲームスが四半世紀以上にわたって磨き上げてきたゲームシリーズは、武将たちのビジュアルや個性を世界中のファンに決定づける文化的インフラとなった。
さらにジョン・ウー監督の映画レッドクリフが映画史に刻んだ迫真のアクション演出は、三国志を西洋のアクションファンにも通じる普遍的なエンターテインメントへと押し上げた。ゲーム、映画、そしてストリーミングドラマへと受け継がれてきた表現のバトンは、いま最も洗練された形で次のステージへと渡されようとしている。