ポプコンでのグランプリ受賞を皮切りに、キャニオン・レコード(現ポニーキャニオン)からメジャーデビューを果たした彼らの快進撃は止まらなかった。オリコンチャート1位を獲得すると、その勢いは社会現象化。1980年の第31回NHK紅白歌合戦への初出場を果たし、全国のお茶の間にその圧倒的な演奏力を知らしめた。
当時のNHK紅白歌合戦は歌謡曲や演歌が主流であり、本格的なロックバンドが出場すること自体が極めて異例だった。スポットライトを浴びながら田中昌之のハイトーンと吉崎勝正の重厚なボーカルが交錯した瞬間、テレビの前の視聴者は言葉を失った。この一夜は、昭和歌謡の歴史にロックの魂が完全に融合した瞬間として、今なお語り継がれている。