国公立大学の薬学系において、岐阜薬科大学は旧帝国大学の薬学部に次ぐ高い難易度を維持しています。大手予備校の最新データによると、薬学科(6年制)の偏差値は60.0〜62.5前後、共通テストのボーダーラインは得点率78%〜82%が目安です。一方、研究者養成に特化した創薬科学科(4年制)の偏差値は57.5〜60.0、共通テスト得点率は74%〜77%前後で推移しています。
2026年度の入試動向を見ても、安定した医療職志向と創薬研究への関心の高まりから志願者は高水準を維持しています。一般選抜(前期日程・中期日程)における実質倍率は2.5倍〜4.0倍前後を記録。特に中期日程は、前期日程で難関国立大を受験したトップ層の併願先となるため、1点差に多数の受験生がひしめく極めてシビアな争奪戦が繰り広げられます。
岐阜薬科大学の入試問題は、奇をてらった難問奇問ではなく、物理・化学・数学・英語の基礎から応用にかけての本質的な理解度と論理的記述力が問われます。確実な得点力を積み上げた受験生だけが門をくぐれる、実力主義の選抜試験です。