夜中のパニックを抑え、親子ともに落ち着いた夜を取り戻すためには、毎日の生活リズムを整えるアプローチが有効となる。小児科専門医が推奨する即効性の高い睡眠リズム改善法は、朝の光を浴びせることから始まる。毎朝決まった時間(7時前後)にカーテンを開け、体内時計をリセットすることで、夜間に睡眠ホルモンであるメラトニンが正常に分泌される基礎が整う。
夜間の寝かしつけにおいては、「睡眠儀式(入眠ルーティン)」の確立が欠かせない。お風呂から上がり、部屋の照明を薄暗く落とした状態で絵本を読む、あるいは同じ子守唄を聴かせるなど、一定の流れを毎夜繰り返す。これにより、赤ちゃんは「これから眠る時間だ」と直感的に理解できるようになる。夜中に目を覚まして泣き出した際は、すぐに抱き上げずに数分様子を見たり、背中を優しくトントンと叩くことから段階的に試す姿勢が、セルフサイトゥニング(一人で入眠し直す力)を育てる鍵となる。