深夜2時を回った頃。東京・西麻布の路地裏にある、看板のない隠れ家バーから二人の影が現れた。一人は、フードを深く被った村重杏奈。そしてその隣で彼女の歩幅に合わせるように歩くのは、すっきりとした顔立ちの男性だ。芸能関係者ではなく、都内で複数の事業を手がける若手起業家のA氏(30)だという。
二人は周囲を警戒する様子を見せつつも、時折顔を見合わせては笑みをこぼしていた。タクシーを待つ短い時間、男性がそっと彼女の肩を引き寄せる場面もあった。その姿は、テレビで見せる「ガツガツした肉食系女子」のそれではなく、恋する一人の女性そのものだった。