精神医学の視点から見ても、自身のネガティブな感情や過ちを言語化して他者に開示する行為は、精神の平穏を保つ上で一定の合理性を持つ。心理学でいう「感情の共有化(Social Sharing of Emotion)」だ。
人間は過剰な罪悪感や羞恥心を一人で抱え込むと、認知の歪みが生じやすく、鬱屈したストレスを溜め込んでしまう。しかし、世界に向けて「自分は最低だ」と叫び、それに対して「そんなことないよ」「みんなそんなもんだよ」というフィードバックを得ることで、肥大化した自己否定の感情が相対化される。言葉にして外に吐き出すプロセスそのものが、心のデトックスとして作用しているのだ。