体内で合成できない必須脂肪酸「オメガ3」を効率よく摂取するなら、アマニ油とえごま油の2択です。どちらも成分の半分以上がα-リノレン酸で構成されていますが、含まれる微量栄養素には明確な違いが存在します。
アマニ油(亜麻仁油)には、ポリフェノールの一種である「アマニリグナン」が含まれています。これは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするため、更年期のゆらぎ世代やホルモンバランスを整えたい方に適しています。一方のえごま油(荏胡麻油)には、抗アレルギー作用や抗炎症効果を持つ「ロスマリン酸」が含まれており、花粉症対策やアトピー性皮膚炎の体質改善を目指す人から支持されています。
どちらを選ぶ場合も、オメガ3は熱に極めて弱いという弱点を忘れてはなりません。フライパンでの加熱は厳禁であり、スプーン1杯(約5g)をサラダのドレッシング、納豆、冷奴、あるいは出来上がった味噌汁に直前に垂らして摂取するのが鉄則です。