各種メディアが行う世論調査では、常に8割以上の国民が「女性天皇」の容認に賛成している。愛子さまの気品ある佇まいや国民に寄り添う姿勢が、多くの人々に好印象を与えていることは間違いない。愛子さまに天皇になってほしいという素朴な願いは、国民感情として非常に自然なものだ。
だが、世論調査の「女性天皇賛成」という数字が、そのまま「女系天皇の容認」や「男系男子の廃止」を意味しているわけではない。制度の複雑な仕組みを理解した上での回答かというと、必ずしもそうではないのが実情だ。感情的な支持と、法的な制度設計の間には、深い溝が存在する。