「私は一度もインフルエンザにかかったことがない」と豪語する人の中には、実は「すでに感染しているが、症状が全く出ていないだけ」というケースが多々あります。これが「不顕性感染」です。
ウイルスは体内で増殖しているものの、本人の免疫力が非常に高いため、発熱や関節痛といった激しい症状が出る前にウイルスの増殖を抑え込んでしまいます。本人は無自覚ですが、検査をすれば陽性反応が出る状態です。このタイプの人々は、社会の中で知らず知らずのうちにウイルスを退治している「サイレント・スーパーディフェンダー」とも呼べます。