花巻東高校に入学して間もない高校1年生の春、佐々木監督の指導のもとで大谷選手が作成したのが、今や世界中で知られる目標達成シート(マンダラチャート)です。
9×9の81マスからなるシートの中心に据えた大目標は、「8球団からのドラフト1位指名」でした。その夢を現実にするため、周囲の8マスには以下の要素が配置されました。
・体づくり
・コントロール
・キレ
・スピード160km/h
・変化球
・運
・人間性
・メンタル
特筆すべきは、技術面だけでなく「運」や「人間性」といった項目を同等に重視していた点です。運を引き寄せるための行動として「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「挨拶」「審判さんへの態度」などを具体的に明記。大谷選手がメジャーリーグのグラウンドで落ちているゴミをさりげなく拾う姿は有名ですが、その高潔な行動規範は、花巻東高校時代に培われた揺るぎない習慣そのものです。