渋谷すばるの俳優人生を語る上で絶対に外せないのが、1999年4月期に放送された『あぶない放課後』です。当時、関西ジャニーズJr.のトップとして絶大なカリスマ性を誇っていた渋谷すばると、東京Jr.の中心人物だった二宮和也の2人がタッグを組んだ本作は、まさに当時のジュニアブームを象徴するお化け番組でした。
渋谷が演じたのは、ぶっきらぼうで直情的な性格ながら、誰よりも仲間想いな熱血漢「渋谷順」。対する二宮和也が演じた冷静沈着な優等生「夏木勝幸」との凸凹コンビぶりは絶妙で、親同士の再婚によって義兄弟になるという王道設定のなか、痛快な学園ミステリーが繰り広げられました。
カメラの前で飾らない、関西弁混じりの瑞々しい感情表現は、演技未経験に近かった当時から非凡な存在感を放っていました。現在も俳優の第一線で活躍する二宮和也との化学反応は、90年代後半のテレビドラマ史に残る輝きを放っています。