父・西山正行氏から受け継いだ「ニシノ」「セイウン」の冠名は、日本の競馬史そのものと言っても過言ではない。セイウンスカイのクラシック二冠達成、ニシノフラワーの電撃的なスピード。競馬史に刻まれた数々の栄光は、今なおファンの語り草だ。
そして2026年、西山牧場ゆかりの血統はいま新たな局面を迎えている。近年、障害GIを制したニシノデイジーをはじめ、血脈の継承と再構築が精力的に進められてきた。個人オーナーとしてのこだわりを捨てず、日高の生産牧場や育成スタッフと深く連携しながら勝利を追求するスタイル。勝負の世界における厳しさを誰よりも知るからこそ、一頭一頭に注ぐ愛着は並々ならぬものがある。