世界中のメディアが速報を打ち続ける「posiciones de mundial(W杯順位表)」において、今大会最大の焦点となっているのがグループステージ全12組における戦力拮抗と順位の乱高下です。開幕前の大方の予想を覆し、FIFAランキング上位の優勝候補が初戦で足元をすくわれる事例が相次いでいます。
なぜこれほどの波乱が起きているのか。現地の取材データと試合スタッツを分析すると、明確な要因が浮かび上がります。出場枠が32カ国から48カ国へ拡大されたことで、各大陸予選を勝ち抜いてきた初出場国や中堅国が、徹底した対強豪用ローブロック(低重心守備)と鋭いカウンター戦術を完備してきました。ボール保持率で70%を超えながらも決定機を作れず、ワンチャンスで失点してW杯グループステージ日程結果に激震を走らせる試合が目立ちます。
さらに北米3カ国にまたがる広大な開催地による「時差と長距離移動」が選手のコンディションを直撃。中3日〜中4日のタイトな日程のなかでターンオーバーを強いられた強豪国が、連動性を欠いて勝点を落とす場面が頻発しています。結果として、第2戦終了時点でも突破確定国が極めて少ないという、稀に見る大混戦が作り出されています。