教団と芸能人の関わりが白日の下にさらされ、列島に衝撃を与えたのが1992年に韓国・ソウルで開催された「国際合同祝福結婚式(合同結婚式)」です。教祖が決めた見知らぬ相手と集団で結婚する儀式に、日本のトップスターたちが参加を表明したことでワイドショーは連日この話題で持ちきりとなりました。
当時、最も注目を浴びたのが人気歌手・女優の桜田淳子さんと、元バドミントン全日本王者の山崎浩子さんです。桜田さんは単独記者会見を開き、「神様のお引き合わせを信じている」と堂々と信仰を告白。教団への絶対的な帰依を公言しました。
一方、山崎浩子さんも当初は合同結婚式への参加を発表しましたが、その後事態は急展開を迎えます。家族や支援者による決死の説得を受け、約1か月半にわたる失踪状態を経て脱会を表明する記者会見を開きました。山崎さんは会見で「自分がマインドコントロールされていたことに気づいた」と涙ながらに語り、脱会を決意した理由を生々しく証言。この一連の騒動は、教団の布教実態を社会に広く知らしめる歴史的契機となりました。