デジタルデータを正確に布上へと落とし込むハードウェアの進化も見逃せない。この分野を世界レベルでリードするのが、ブラザー工業株式会社とタジマ工業株式会社だ。両社が提供する最先端のコンピュータ刺繍機は、極小のドットパターンをミクロン単位の精度で制御する。
ブラザー工業株式会社の最新機器は、直感的な操作性と高速なデータ処理能力を兼ね備え、小ロッドのオンデマンド生産において圧倒的な強みを発揮する。一方、タジマ工業株式会社が誇る産業用刺繍機は、糸調子(糸の張り具合)を自動でリアルタイム制御するセンシング技術を搭載。伸縮性の強いニット素材や硬質なデニム生地であっても、完璧な正方形のセルを刻むことを可能にした。これら日本の名門メーカーによるコンピュータ刺繍技術の進歩がなければ、実用レベルのコード刺繍は実現し得なかった。