ふたりの原点とも言える伝説的ドラマが、1997年に放送された『ラブジェネレーション』だ。不器用で意地っぱりな男女のリアルな恋愛模様を描き出し、最高視聴率30.8%という驚異的な数字を記録した。当時、劇中で描かれたガラスの林檎や街並みの描写はトレンドを生み出し、若者文化そのものを牽引する存在となった。
王道のロマンティック・コメディでありながら、テンポの良い会話劇と時に切ない心理描写が見事に融合していた。木村拓哉演じる哲平の軽妙さと、松たか子演じる理子の愛くるしい直球な存在感。ふたりが織りなす等身大の掛け合いは、当時のテレビドラマにおける恋愛表現の金字塔として、今なお語り継がれている。