家族のあり方に大きな光が当たった契機は、妹によるSNS上での告白だった。告白プラットフォームのnoteや、拡散力の高いX(旧Twitter)上で明かされた苦悩は、世間に大きな衝撃を与えた。自分のプライバシーや容姿、精神的な葛藤が本人の同意なく世に出され続けたことへの葛藤が綴られていたからだ。
この出来事は、単なる家族の不仲という枠を超え、エンターテインメントとしての育児漫画のあり方に疑問を投げかけた。作品の主人公として扱われた子どもたちが大人になった時、過去の露出をどのように受け止めるのか。長男自身は直接的な批判を大々的に展開しているわけではないが、身近な家族の告白によって、彼自身の幼少期の描かれ方にも再び注目が集まる結果となった。